子どものいびき

子どものいびきいびきをかくのは、大人だけではありません。
子どもでも、いびきをかく子がいます。
たまにかくいびきならば、疲れているのかもしれませんし、鼻風邪をひいて鼻が詰まっているのかもしれませんね。
しかし、毎日のようにいびきをかいているのならば、いびき防止について考える必要があります。
大人でもいびきを毎日かいていると、日中の注意力が散漫するといわれていますが、子どもも論外ではありません。
成長期の子どもで、いびきがひどい子は、身体的にも精神的にも悪影響を及ぼすと言われています。

へんとう肥大という病気をご存知ですか?
へんとう肥大は、喉のへんとう部分が大きくなる病気です。
厄介なことに、普段は強い痛みを伴うことがないため、本人にその自覚がないのだそうです。
へんとう肥大に子どもがなると、喉の通り道が狭くなり、食べ物が飲み込みにくくなるため、ご飯をたくさん食べなくなってしまいます。
そのため、身体的な発育はもちろんのこと、昼間も元気がなくなってしまうことでしょう。
当然、体の免疫力も低下することとなります。

もしも、お子さんの食が細いとか、風邪をひきやすいなどといった悩みをお持ちでしたら、一度子どもの寝ている様子をよく観察してみてください。
いびきをかいているようならば、横向きに寝かすなどといった、いびき防止法を実践してあげましょう。
時折、呼吸が停止しているようならば、病院の診察を受けていびき防止法を相談しましょう。
成人病の心配よりも喉や鼻に病気を持っていることが多いので、耳鼻咽喉科を受診することをお勧めします。